実家から持ち帰った古い着物の中に面白い着物を見つけました。五つ紋の留袖です。よく見ると普通の留袖とは模様の位置が違います。下前の裾とその裏にだけ松の模様があります。着るとただの黒無地の着物に見えますが歩くとチラチラと鮮やかな松が見えるというなかなか粋な着物です。残念ながら片袖が行方不明です(^^ゞ
解いて人形の着物を縫おうかと思ったのですがちょっと勿体無いかなと(笑)
今度実家に帰ったら行方不明の片袖を探してみます。
できました! 60㎝の男の子(の赤ちゃん)です。二の腕・腿・胴の布は新しくしました。新しくと言っても使っている布は古布です。二の腕には真綿、腿にはモクメン(木毛)が入っていましたがどちらも処分して、化繊綿を入れました。胴には泣き笛が入っています。押すと大きな声で泣きます。
今回一番苦労したのは頭です。後頭部の穴を塞いで自然な形にするのがややムズ、頭の色を作るのが激ムズでした(笑)
着物を着せてみました。サイズは丁度ですが全然似合っていませんね(^^ゞ もうちょっと良い着物を縫ってやりたいです。またそのうちに。
エクボがかわいい(≧▽≦)
(見えないけど)帯を無地にしてよだれかけを付けてみました。いい感じ!
人形の腹部に歪みがあったのでお直し中。張り子なので内側に霧を吹いて湿らせて締めたら元の形に戻せるんじゃないかなあ、と自己流でやってみる(^^ゞ
手足の修理はできたので早く繋ぎたいですが、腹部の歪みが元通りになるまで我慢、我慢。